1. やっぱり一番気になるのは、顔バレ、身バレ、ですよね?
顔バレ身バレとは、家族や友人、それに関係したあらゆる人々にAVに出ていることが知られる=バレることを言います。ここはハッキリと申し上げたいことですが「AV出演を親や友人に知られたくない」場合、パブリシティーの範囲を狭めることでバレにくくすることは可能です。
しかし、絶対にバレない保証はありません。
この顔バレ身バレは誰もが気にするところかと思いますが、カプセルエージェンシー所属の女優の中には、親族あるいは関係者に全てを話して了承を得ている女優もいれば、一部の関係者にだけ伝えていたり、あるいは誰にも言わずひっそりと活動している女優もいます。事情はそれぞれで違うのです。もし、バレることで心配事があるのなら、プロダクション登録時に対応するスタッフに細かく質問してみてください。あなた自身の全ての心配を取り除いた上で、プロダクション登録を進めてみると良いでしょう。
カプセルエージェンシー所属の先輩女優、加山なつこにその事情について聞きました
「私は18歳のデビュー当時は親にも何も言いませんでした。でもその後、母にバレた時“何があっても自信を持って生きなさい“」と言ってくれたんです。
そして22歳で子供を生み、子供が中学生になった頃くらいにバレまして、色々ありましたけど(笑)、今では親子関係も問題なく良好です。
バレに関する考えや環境は女優によって様々なので、マネージャーに質問してみるといいかも。プロダクションにとって女優が悩みを抱えたまま仕事をすることは望ましくないので、どんな些細なことも親身になって聞いてくれます。また、もし所属後に私とお会いする機会があったら、一人で悩まずにバンバン相談してみて下さいね」(加山なつこ)
2. そしてやっぱり気になるのは性感染症(性病)ですよね!
AV出演は性行為そのものや粘膜接触を行うものなので、当然ながら性感染症のリスクもあります。
しかし、AV出演者である女優と共演者の男優には“性感染症検診”を行う義務があります。
AV撮影前の規定の期日までに性感染症を検査するクリニックで行った検査表を見せ合い、お互いに非感染であることを確認した上で撮影が開始します。仮に“性感染症検診”で何らかの項目に陽性反応が出た場合、事前に撮影するメーカーに報告をする義務があります。
“性感染症検診”を行うクリニックは、都内各地だけでなく全国的にも存在します。場合によってはAVメーカーとクリニックが提携し割引価格で行えることもあります。また、メーカーにもよりますが検診にかかる費用を経費精算してくれることもあります。
性感染症のリスクは実際どうなの? 元AV女優で現マネージャーの南瀬奈が率直な意見をズバリ言いました。
「正直に言いますね? AV業界は性感染症検診を行った上で撮影を行っているので、現代で最も性病のないクリーンな業界であると言えます。
AV女優さんの中には”定期的に性感染症検査もしてないそこら辺の男とセックスして性感染症にかかるのが怖いので、プラベではほとんどセックスはしません”なんていう女優さんもいるくらいです(笑)」(南瀬奈)